保護施設に猫をもらいに行くという選択

子供の誕生日にペットを?
「子供の誕生日にペットを」と聞くと、
私はなんとなく心配になってしまいます。
それは、「ペットの世話を子供にさせる」ということになるのか、
「子供が気に入らなかったら、ポイっと捨てられるのでは?」という
心配なのか、何とも言えませんが、
とにかく主体が子供になってしまうのが、怖いのかもしれません。
でも、子供が小さいうちから、ペットを飼うのは大賛成。
アレルギーにかかりにくい?!
ある医学的調査によると、動物と共に育った家庭の子供は、
アレルギーにかかる率が大幅に少ないという結果が出ているそうです。
↑これを見つけた時、私は小躍りして喜びました。
何故って、母からは、「喘息だから、動物は飼ってはいけない」とか、
「動物のせいで」とか散々言われてきたからです。
むしろ、逆だったのです。
※ ネコアレルギーなど、アレルギーがすでに特定されている場合や、アレルギーが発症してしまっている場合は、医師に相談しないと危険です。
とにもかくにも、娘の11歳の誕生日に、私たちは「猫をもらいに行く」という案を決めました。
それは、今までいた猫たちが皆、天国組に転入していき、私自身が猫のいない生活が物足りなくなったからです。子供の誕生日はきっかけにすぎません。
「お誕生日プレゼントを見に行こう!」と、まだ内緒にしている娘と主人と親子3人で家を出るとき、車の荷台には猫を入れるキャリーケースを2個用意してしまった私。
ルンルンしてたのはぜったいわたし。
犬と猫のためのライフボート
車で1時間半走って、やっと到着したのは、
千葉にある動物保護施設「犬と猫のためのライフボート」。
もちろん事前に予約して行きました。
娘も到着してから、猫のことを聞かされて、
もう飛び上がって喜びました。
ここの子犬・子猫たちは皆、
不妊手術や予防注射を受けてから、
もらわれていきます。
当然ながら、費用の一部は負担することになります。
私達が行ったときは、里親さん候補のご家族でいっぱい。
それもそのはず、ライフボートでは
家族全員で面会に来てくださいとお願いされているのです。
こちらの施設は毎年1000匹以上を行政機関から引き受けていて、
すごいことに、その子たちがほとんどもらわれていくのですが、
無責任な人に渡らないよう、色々な条件があるのです。
見捨てる人間もいれば、小さないのちを1匹でも助けたいと
様々な条件をクリアして、遠くからやってくる人たちもいます。
ペットショップに行く前に考えてもらいたい選択のひとつです。
どの子たちもほぼ、危機一髪で助かったいのち。
これからは、幸せにならなくっちゃ!
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